欲界(読み)ヨクカイ

大辞林 第三版の解説

よくかい【欲界】

よっかい【欲界】

〘仏〙 三界の一。無色界・色界の下に位置する。食欲・貪欲など欲望のある世界。六欲天・人間界・八大地獄のすべてを含む。

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精選版 日本国語大辞典の解説

よく‐かい【欲界】

よっ‐かい ヨク‥【欲界】

〘名〙 仏語。三界の一つ。色欲・食欲など本能的な欲望の世界。欲望の強い有情(うじょう)の住する境界。上は六欲天から中は人界の四大州、下は八大地獄に至る。欲境。〔法華義疏(7C前)〕 〔雑阿毘曇心論‐八・修多羅品〕

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世界大百科事典内の欲界の言及

【宇宙】より

…これら〈空居(くうご)天〉は仏教の修行者が修行に応じて登る,いわば階段である。これまで説明した世界のうち他化自在天より下のほうは欲界で,そこに住むものは欲望にとらわれているが,それから上は色界で,そこに住むものは欲望は克服したものの,物質的条件はまだ克服していない。欲界,色界は大きさをもつが,それは贍部洲だけでも図6のような規模である。…

【三界】より

…サンスクリットでトリ・ダートゥtri‐dhātu。三界とは欲界kāma‐dhātu,色界rūpa‐dhātu,無色界ārūpa‐dhātuの三つの界をいう。色とは物質のことである。…

※「欲界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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