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歌合絵 うたあわせえ

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世界大百科事典 第2版の解説

うたあわせえ【歌合絵】

歌人や歌の題を絵画化したもので,歌合の流行の中で生まれた。歌仙絵と同様にかなり早い時期から描かれていたと考えられ,佐竹本《三十六歌仙絵巻》も歌仙を2組に分け18番の仮想の歌合を行う形式をとるので,歌合絵の一種と言える。また1295年(永仁3)の《伊勢新名所歌合絵巻》は,歌合の題となった伊勢の新名所風景を描いており,名所絵の伝統が歌合絵の形式に採り入れられた作例として注目される。しかし歌合絵の主流は歌人の姿を描く作例で,古今の著名な歌人を選び組み合わせた《時代不同歌合絵》や種々の職人たちに仮託して歌合を行う《職人歌合絵巻》(職人尽絵),あるいは物語の登場人物を組み合わせる《源氏歌合絵巻》など,さまざまな趣向が生まれた。

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