デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「歌川国直」の解説 歌川国直(初代) うたがわ-くになお 1795-1854 江戸時代後期の浮世絵師。寛政7年生まれ。初代歌川豊国の門下。合巻,滑稽(こっけい)本などの挿絵を数おおく制作。美人画,役者絵,洋風の風景画もかいた。嘉永(かえい)7年6月28日死去。60歳。信濃(しなの)(長野県)出身。姓は吉川(きっかわ)。通称は鯛蔵,四郎兵衛。別号に柳烟楼,一楊斎,浮世庵,独酔舎など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「歌川国直」の解説 歌川国直 没年:安政1.6.28(1854.7.22) 生年:寛政5(1793) 江戸末期の浮世絵師。寛政7(1795)年生まれとも。信濃の生まれで姓は吉川,俗称は鯛蔵,のちに四郎兵衛。戯作者の春亭三暁は兄。初代歌川豊国の門人で,為永春水の人情本など主に小説挿絵の分野で活躍した。 (大久保純一) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の歌川国直の言及 【浮世床】より …式亭三馬作。歌川国直画。2編4冊。… 【春色辰巳園】より …人情本。為永春水作,歌川国直画。初編1833年(天保4),2編34年,3・4編35年刊。… ※「歌川国直」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by