デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「歌川国輝」の解説 歌川国輝(初代) うたがわ-くにてる ?-? 江戸時代後期の浮世絵師。初代歌川国貞(3代歌川豊国)にまなぶ。はじめ貞重といい,子供絵,教訓絵などの錦絵を制作。国輝とあらためてからは合巻の挿絵がおおい。美人画,役者絵もかいた。作画期は文政-安政(1818-60)のころ。姓は太田。通称は金次郎。別号に五蝶亭,一雄斎など。 歌川国輝(2代) うたがわ-くにてる 1830-1874 幕末-明治時代の浮世絵師。天保(てんぽう)元年生まれ。3代歌川豊国の門人で,はじめ2代国綱を名のる。開化絵で知られた。明治7年12月15日死去。45歳。姓は山田。通称は国次郎。別号に一雄斎,一曜斎,曜斎。作品に「東都築地ホテル館之図」「上州富岡製糸場」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by