デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「歌川国輝」の解説
歌川国輝(初代) うたがわ-くにてる
初代歌川国貞(3代歌川豊国)にまなぶ。はじめ貞重といい,子供絵,教訓絵などの錦絵を制作。国輝とあらためてからは合巻の挿絵がおおい。美人画,役者絵もかいた。作画期は文政-安政(1818-60)のころ。姓は太田。通称は金次郎。別号に五蝶亭,一雄斎など。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...