正忍記(読み)しょうにんき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「正忍記」の意味・わかりやすい解説

正忍記
しょうにんき

紀州流の忍術書、全3巻。1681年(天和1)藤一水子(とういっすいし)の著。一水子は本名を名取三十郎正武(なとりさんじゅうろうまさたけ)といい、家伝の甲州流に楠不伝(くすのきふでん)の新楠(しんくすのき)流軍学を加えて名取流をたて、54年(承応3)紀州藩に新規召し出されて紀州流を称し、1708年(宝永5)和歌山で病死した。忍兵を唐間(とうかん)・嚮導(きょうどう)・外間(がいかん)・忍者(にんじゃ)・盗人(とうにん)の5品(ほん)に分け、術の原理や用法上の秘訣(ひけつ)を論じ、忍術の根本精神を明らかにし、正しい忍者のあり方を説いている。

[渡邉一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む