忍者(読み)ニンジャ

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共同通信ニュース用語解説 「忍者」の解説

忍者

忍者にんじゃ 武家ぶけ時代にいた忍術にんじゅつ使い手。さまざまな特殊とくしゅ技術ぎじゅつを使っててきにさとられないように情報じょうほうを集め、暗殺あんさつなどの破壊はかい活動を素早すばやく実行したとされる。各地集団しゅうだん化し、戦国時代組織そしきでは、伊賀いが忍者と甲賀忍者がよく知られる。

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日本文化いろは事典 「忍者」の解説

忍者

忍者とは、忍術(※)を駆使し、敵地に潜入して密偵やかく乱といった諜報(スパイ)活動をしていた人達です。特に主に戦国時代に活躍した伊賀・甲賀の忍者 組織が有名です。しかし忍者という存在は、影に忍び、闇の実行部隊として活躍していたため、その実態はあまり知られていません。

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世界大百科事典(旧版)内の忍者の言及

【隠密】より

…主家などの密旨をおびて探索に従事する者をいう。忍者,間者。はやくも南北朝時代に姿をあらわすが,その活躍の盛んになるのは戦国時代からである。…

【甲賀者】より

…甲賀衆とも称し,近江国甲賀郡の地侍をいう。伊賀者とともに忍者として有名。甲賀武士の活動は鎌倉時代からみられ,室町時代には近江の守護六角氏の配下に属し,山中,神保,美濃部,伴,望月の諸氏をはじめ53家を数えたという。…

【忍術】より

…兵法上の源流は,中国の《孫子》にあり,その〈用間篇〉に述べられている。兵法が中国から日本に伝わって独特の発達をし,間(かん)(調査とか謀略の意味)を用いる術,すなわち忍びの術を特別に修行する忍術が生まれ,これを行う者を忍者といった。忍者は特殊な階級として地域的に集団化した。…

※「忍者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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