正月買(読み)しょうがつがい

精選版 日本国語大辞典 「正月買」の意味・読み・例文・類語

しょうがつ‐がいシャウグヮツがひ【正月買】

  1. 〘 名詞 〙 正月初め紋日になじみの女郎を買うこと。仕着せや祝儀などに多額の費用を必要とした。正月。
    1. [初出の実例]「春の朝の正月買、秋の夕べの盆買をたのみ」(出典:評判記・嶋原集(1655))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「正月買」の解説

正月買
(通称)
しょうがつがい

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
鎌倉正月買
初演
元禄13.1(大坂・嵐座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android