正片麻岩(読み)せいへんまがん(英語表記)orthogneiss

岩石学辞典 「正片麻岩」の解説

正片麻岩

火成岩起源岩石に由来した片麻岩[Rosenbusch : 1891].准片麻岩(paragneiss)に対する名称一次片麻岩(primary gneiss)[Grout : 1932],メタピリジアン片麻岩(metapyrigean gneiss)[Gregory : 1894].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「正片麻岩」の意味・わかりやすい解説

正片麻岩
せいへんまがん
orthogneiss

花崗岩質岩源の片麻岩。花崗岩質火成岩が,広域変成作用などに伴う変形運動の結果固体のままで流動変形し構成鉱物粒子の再配列が行われて片麻状組織をもつにいたったもの。 (→準片麻岩 )  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android