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さいRhinocéros

翻訳|Rhinocéros

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


さい
Rhinocéros

フランスの戯曲。3幕4場,E.イヨネスコ作。 1959年出版。同年,ジュッセルドルフでストルー演出により初演。フランスでは 60年,パリのオデオン座で J.バロー演出により初演。イヨネスコは D.ルージュモンがナチスの大会で経験したヒトラー歓迎の集団ヒステリー症状の話を聞き,それに着想を得て 57年,短編小説『犀』を発表し,翌 58年戯曲に完成した。平凡な田舎町に突然犀が現れるが,実はそれが人間の変身したものであることがわかり,やがて,主人公ベランジェを除くすべての住民が犀化してしまうという寓話的喜劇的な装いをとりながら,全体主義の恐怖を訴え,人間の条件の不条理性を示している。脈絡を欠いたせりふや限りなく加速する犀の増殖などに初期作品との共通点はみられるが,イヨネスコの転機を示す作品。

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デジタル大辞泉の解説

さい【×犀】

奇蹄(きてい)目サイ科の哺乳類総称。陸上では象に次ぐ巨獣で、皮膚は厚く、毛はほとんどない。鼻先にある1本または2本の角は皮膚が角質化したもので、漢方では珍重される。東南アジアアフリカに5種が分布、いずれも国際保護動物
[補説]書名別項。→

さい【犀】[漢字項目]

人名用漢字] [音]サイ(呉) セイ(漢)
獣の名。さい。「犀角霊犀
するどい。「犀利
[難読]木犀(もくせい)

さい【犀】[書名]

文芸雑誌。昭和39年(1964)に立原正秋高井有一らが創刊。同人に加賀乙彦後藤明生がいる。

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大辞林 第三版の解説

さい【犀】

サイ科の哺乳類の総称。陸生の草食動物では象に次いで大きく、肩高1.4~2メートル。四肢は太く短く三指がある。表皮は硬く、毛はほとんどない。鼻の上または額に一または二本の角をもつ。南アジアとアフリカに五種がすむが、いずれも数が激減している。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

犀 (サイ)

動物。サイ科に属する陸上動物の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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