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ドデカネス諸島 ドデカネスショトウ

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デジタル大辞泉の解説

ドデカネス‐しょとう〔‐シヨタウ〕【ドデカネス諸島】

DodekanisaΔωδεκάνησα》ギリシャ、エーゲ海南東部にある諸島。ギリシャ語で「12の島々」を意味するが、実際には有人島だけでも大小約30以上の島々からなる。聖ヨハネ騎士団が築いた城塞都市があるロードス島、聖ヨハネ黙示録を書いたとされるパトモス島などが含まれる。ドデカニサ諸島

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドデカネス諸島
どでかねすしょとう
Dhodheknisos

エーゲ海南東部、小アジア南西岸沿いにあるギリシア領の諸島。スポラデス諸島の南部に含まれる。名称は「12の島々」の意であるが、実際の島数は小さな無人島を除いて34島ある。英語名ドデカニーズDodecanese、イタリア語名ドデカネソDodecaneso。おもな島は北からパトモスPatmos(イタリア語名パトモPatmo、以下同)、レロスLros(レロLero)、カリムノスKlimnos(カリノCalino)、コスKos(コーCoo)、ニシロスNsros(ニシロNisiro)、ティロスTlos(ピスコピPiscopi)、ハルキKhlki(カルキCalchi)、ロードスRdhos(ローディRodi)と、やや西寄りのアスティパレアAstiplaia(スタムパリアStampalia)、カルパトスKrpathos(スカルパントScarpanto)、カソスKsos(カソCaso)を含む。これらの島々とその周辺の小島をあわせてドデカネス県を構成する。県の面積は2671.6平方キロメートル、人口19万3400(2003推計)。ロードス島が最大で、県都は同島北東端のロードス(人口5万3709、2001)。ロードス島やコス島の観光業とカリムノス島を中心とする海綿採集のほかには特記すべき産業に乏しく、中世以来の自給的な生活のおもかげを色濃く残す島々が多い。
 古代にはドーリス系、イオニア系のギリシア人が定住し、イオニア文化の繁栄をみた。ローマ時代、ビザンティン帝国時代、オスマン帝国などの支配時代を経て、19世紀から独立運動が起こったが、1912年イタリア・トルコ戦争に際してイタリアが占領を始め、1923年のローザンヌ条約(第2)でトルコからイタリアに割譲された。第二次世界大戦中の1944~45年にはイギリス軍が占領して軍政下に置いたが、戦後、1947年のパリ条約でギリシアに返還された。[真下とも子・馬場恵二]

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