デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武富廉斎」の解説 武富廉斎 たけどみ-れんさい 1637-1718 江戸時代前期-中期の儒者。寛永14年生まれ。肥前佐賀藩の御用商人。京都で中村惕斎(てきさい)にまなび,藤井懶斎(らんさい),米川操軒,伊藤仁斎らとまじわる。藩の許可をえて元禄(げんろく)5年大財(おおたから)聖堂を建立し子弟の教育にあたった。享保(きょうほう)3年1月26日死去。82歳。名は咸亮。字(あざな)は伯通。通称は市郎右衛門。別号に竹翁,琴翁。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例