武市富子(読み)たけち とみこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武市富子」の解説

武市富子 たけち-とみこ

1830-1917 幕末-大正時代の女性。
天保(てんぽう)元年生まれ。武市瑞山の妻。文久3年瑞山が投獄されたとき,獄中の夫や門下生をおもい,みずからも板の間で寝,厳寒の夜もふとんをかさねなかった。のち養子半太をむかえ,東京にすみ,明治45年高知にもどった。大正6年4月23日死去。88歳。土佐(高知県)出身本姓島村

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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