武田百合子(読み)タケダユリコ

デジタル大辞泉 「武田百合子」の意味・読み・例文・類語

たけだ‐ゆりこ【武田百合子】

[1925~1993]随筆家神奈川の生まれ。夫は作家武田泰淳。夫の死後、富士山荘での二人生活つづった「富士日記」を発表し、田村俊子賞受賞。他に「犬が星見た」「ことばの食卓」など。

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20世紀日本人名事典 「武田百合子」の解説

武田 百合子
タケダ ユリコ

昭和・平成期の随筆家



生年
大正14(1925)年9月25日

没年
平成5(1993)年5月27日

出生地
神奈川県横浜市

学歴〔年〕
横浜第二高女卒

主な受賞名〔年〕
田村俊子賞(第17回)〔昭和51年〕「富士日記」,埼玉文学賞(第9回)〔昭和53年〕「白鶯」,読売文学賞(随筆紀行賞 第31回)〔昭和54年〕「犬が星見た―ロシア旅行」

経歴
昭和26年小説家・武田泰淳と結婚。51年夫の死後、請われるままに富士山荘滞在中に記した日記を雑誌「海」に連載し、52年「富士日記」として刊行。同書で田村俊子賞を受賞。54年夫とともに旅行したソビエト・ロシア紀行文「犬が星見た」を刊行、読売文学賞を受賞。ほかに「ことばの食卓」「日日雑記」「遊覧日記」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武田百合子」の解説

武田百合子 たけだ-ゆりこ

1925-1993 昭和後期-平成時代の随筆家。
大正14年9月25日生まれ。昭和26年武田泰淳(たいじゅん)と結婚。泰淳の死後,夫との生活をしるした「富士日記」で,51年田村俊子賞を受賞。55年「犬が星見た―ロシア旅行」で読売文学賞随筆・紀行賞をうけた。平成5年5月27日死去。67歳。神奈川県出身。横浜第二高女卒。

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367日誕生日大事典 「武田百合子」の解説

武田 百合子 (たけだ ゆりこ)

生年月日:1925年9月25日
昭和時代;平成時代の随筆家
1993年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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