武田金次郎(読み)たけだ きんじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武田金次郎」の解説

武田金次郎 たけだ-きんじろう

1848-1895 幕末武士
嘉永(かえい)元年8月10日生まれ。武田耕雲斎の孫。武田彦右衛門の長男。常陸(ひたち)水戸藩士。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の乱で祖父,父と行動をともにする。越前(えちぜん)(福井県)で加賀金沢藩に投降し遠島の刑をうけたが,小浜(おばま)藩預りとなる。慶応4年帰藩し参政となり,北越追討に参加した。明治2年権(ごんの)大参事。明治28年3月28日死去。48歳。名は藎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android