武藤義氏(読み)むとう よしうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武藤義氏」の解説

武藤義氏 むとう-よしうじ

1551-1583 織豊時代武将
天文(てんぶん)20年生まれ。出羽(でわ)田川郡(山形県)尾浦城主。大泉氏,大宝寺氏ともいう。最上義光(もがみ-よしあき)に対抗し,上杉氏後ろ盾に庄内一円を支配して領民から「悪屋形」と称された。最上氏に内通した国人一揆(いっき)がおき,天正(てんしょう)11年3月6日近臣の前森蔵人(くらんど)(東禅寺筑前(ちくぜん))に急襲されて自殺。33歳。通称は四郎次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android