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歪曲遠近法 わいきょくえんきんほうperspective tordue[フランス]

世界大百科事典 第2版の解説

わいきょくえんきんほう【歪曲遠近法 perspective tordue[フランス]】

動物を描く際,身体は側面から見,角や蹄(ひづめ)は正面ないし4分の3正面から見たようにねじ曲げて表す方法をいう。ブルイユによると,この描法後期旧石器時代のオーリニャック期(ペリゴール文化)の絵画の特色で,ソリュートレ期およびマドレーヌ期の絵画には見られないとされた。しかし,その後の研究によって,マドレーヌ期の絵画,それもアルタミラ洞窟の絵画のような最も進化した段階の動物像にもこの描法が用いられていることがわかり,旧石器時代の絵画全体に普遍的な描法であるとされた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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