コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

歪曲遠近法(読み)わいきょくえんきんほう(英語表記)perspective tordue[フランス]

世界大百科事典 第2版の解説

わいきょくえんきんほう【歪曲遠近法 perspective tordue[フランス]】

動物を描く際,身体は側面から見,角や蹄(ひづめ)は正面ないし4分の3正面から見たようにねじ曲げて表す方法をいう。ブルイユによると,この描法後期旧石器時代のオーリニャック期(ペリゴール文化)の絵画の特色で,ソリュートレ期およびマドレーヌ期の絵画には見られないとされた。しかし,その後の研究によって,マドレーヌ期の絵画,それもアルタミラ洞窟の絵画のような最も進化した段階の動物像にもこの描法が用いられていることがわかり,旧石器時代の絵画全体に普遍的な描法であるとされた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android