死に神(読み)シニガミ

デジタル大辞泉 「死に神」の意味・読み・例文・類語

しに‐がみ【死に神】

人を死に誘うという神。「死に神に取りつかれる」
落語病人寿命を知る力をさずけられた男が、死に神をあざむいて富を得るが、自身の寿命がまもなく尽きることを知らされる。三遊亭円朝が、オペラ「クリスピーノと死に神」あるいはグリム童話「死に神の名付け親」を翻案したものとされる。
[類語](貧乏神疫病神邪神悪神魔神鬼神

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む