残害(読み)ザンガイ

デジタル大辞泉 「残害」の意味・読み・例文・類語

ざん‐がい【残害】

[名](スル)《「さんがい」とも》傷つけ、損なうこと。また、傷つけ、殺すこと。

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精選版 日本国語大辞典 「残害」の意味・読み・例文・類語

ざん‐がい【残害】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「さんがい」とも ) いためそこなうこと。傷つけ殺すこと。
    1. [初出の実例]「凡残害死屍〈謂、焚焼支解之類〉〈略〉及弃屍水中者」(出典:律(718)賊盗)
    2. [その他の文献]〔書経‐泰誓上〕

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普及版 字通 「残害」の読み・字形・画数・意味

【残害】ざんがい

そこなう。〔漢書芸文志〕(法家)法家は、蓋(けだ)し理官裁判官)に出づ。~仁愛を去りて專ら刑法に任じ、以て治を致さんと欲せば、至親を殘し、恩を傷(やぶ)り厚をくするに至る。

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