至親(読み)シシン

デジタル大辞泉 「至親」の意味・読み・例文・類語

し‐しん【至親】

きわめて血筋の近い間柄近親
「夫婦親子より親しき者はあらず、之を天下の―と称す」〈福沢学問のすゝめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「至親」の意味・読み・例文・類語

し‐しん【至親】

〘名〙
① この上なく近い血縁の間柄。近親。
菅家文草(900頃)五・左金吾相公、於宣風坊臨水亭、餞別奥州刺史「非遠別懐旧、不高才至親」 〔礼記‐三年問〕
② もっとも身近なもの。
※仁説問答師説(1688‐1710)宝永七年講「恥しひと汗が出る、至親至切の吾が身なりのはへぬき自然の本心なりで仁ぞ」

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普及版 字通 「至親」の読み・字形・画数・意味

【至親】ししん

近い肉親。

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