残積土壌(読み)ざんせきどじょう(その他表記)residual soil

改訂新版 世界大百科事典 「残積土壌」の意味・わかりやすい解説

残積土壌 (ざんせきどじょう)
residual soil

固結した岩石から生成した風化物が,ほとんど移動することなくその場にとどまっているものから発達した土壌をいう。移動堆積した材料から発達した運積土壌と対置させて呼ばれる。残積土壌は母岩の特徴を色濃く反映していることが多い。一般に残積土壌は,下方へたどると土壌が由来した基岩の風化物または破砕物をへて,硬い基岩層に行き当たる。ただ日本の山地,丘陵地では,急な傾斜のため,土層は斜面に沿って移動している場合が多いので,土壌がその直下の基岩に由来したかどうかの判断は慎重を要する。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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