→段
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…たとえば,《菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゆてならいかがみ)》の四段目の切を《寺子屋の段》などという。切の最後の部分をとくに〈段切(だんぎり)〉というが,段構成をもたない長唄や豊後系浄瑠璃などでも,1曲の終曲部分を〈段切(だんぎれ)〉ということがある。(4)その他,地歌・箏曲,胡弓,尺八などにおいて,器楽曲ないし器楽部分の構成単位として用いる。…
…たとえば,《菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゆてならいかがみ)》の四段目の切を《寺子屋の段》などという。切の最後の部分をとくに〈段切(だんぎり)〉というが,段構成をもたない長唄や豊後系浄瑠璃などでも,1曲の終曲部分を〈段切(だんぎれ)〉ということがある。(4)その他,地歌・箏曲,胡弓,尺八などにおいて,器楽曲ないし器楽部分の構成単位として用いる。…
※「段切」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」