精選版 日本国語大辞典 「比丘六物」の意味・読み・例文・類語 びく‐ろくもつ【比丘六物】 〘 名詞 〙 仏語。僧が必ず所持していなければならないとされた六つの私有物。僧伽梨(そうぎゃり)(=大衣)・鬱多羅僧(うったらそう)(=上衣)・安陀衣(あんだえ)(=内衣)の三衣(さんえ)と、鉢・尼師壇(にしだん)(=坐具)・飲み水をこすための漉水嚢(ろくすいのう)の六つ。後の二つを略して、三衣一鉢(さんえいっぱつ)ともいう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例