比丘六物(読み)ビクロクモツ

関連語 六物 スイ 名詞

精選版 日本国語大辞典 「比丘六物」の意味・読み・例文・類語

びく‐ろくもつ【比丘六物】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。僧が必ず所持していなければならないとされた六つ私有物僧伽梨(そうぎゃり)(=大衣)・鬱多羅僧(うったらそう)(=上衣)・安陀衣(あんだえ)(=内衣)の三衣(さんえ)と、鉢・尼師壇(にしだん)(=坐具)・飲み水をこすための漉水嚢(ろくすいのう)の六つ。後の二つを略して、三衣一鉢(さんえいっぱつ)ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む