氏原正治郎(読み)ウジハラ ショウジロウ

20世紀日本人名事典 「氏原正治郎」の解説

氏原 正治郎
ウジハラ ショウジロウ

昭和期の経済学者 東京大学名誉教授;雇用促進事業団雇用職業総合研究所長;全国シルバー人材センター協議会会長。



生年
大正9(1920)年8月2日

没年
昭和62(1987)年8月21日

出身地
愛知県新城市

学歴〔年〕
東京帝国大学経済学部〔昭和18年〕卒,東京帝国大学大学院特別研究生〔昭和20年〕修了

経歴
昭和20年東大経済学部助手、24年同大社会科学研究所助教授、38年教授、のち社会科学研究所長。退官後は雇用促進事業団雇用職業総合研究所長となり、全国シルバー人材センター協議会会長、雇用審議会副会長、公企労委員などもつとめる。戦後実態調査に基づく労働問題の実証的研究を進め、終身雇用制、年功序列賃金、企業別組合などの日本独得の労使慣行の存在根拠の解明成果を上げた。著書に「戦後労働組合の実態」「日本の労使関係」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「氏原正治郎」の解説

氏原正治郎 うじはら-しょうじろう

1920-1987 昭和時代後期の経済学者。
大正9年8月2日生まれ。昭和24年東大社会科学研究所にはいり,37年に教授。実態調査によって戦後の労働問題を追究した。社会保障高齢者雇用の政策立案におおきな役割をはたした。昭和62年8月21日死去。67歳。愛知県出身。東京帝大卒。著作に「戦後労働組合の実態」「日本の労使関係」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「氏原正治郎」の解説

氏原 正治郎 (うじはら しょうじろう)

生年月日:1920年8月2日
昭和時代の経済学者。東京大学教授;雇用促進事業団雇用職業総合研究所長
1987年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android