日本大百科全書(ニッポニカ) 「民力度」の意味・わかりやすい解説 民力度みんりょくど 地域別の社会的、経済的、文化的な力(エネルギー)の格差をとらえようとするもの。人口、面積、産業、経済、建設、運輸、文化などの各部門から、民度に関係が深いと思われる項目を選び、それを指標にして、各指標ごとの全国比を基本に操作し、それを基に総合指数(全国比)を算出する。もともと日本赤十字社が運営資金の割当て募集や都道府県別の報道宣伝の実施のための資料として使ったのが始まり(1956)である。その後、マーケティング、地方自治、地域研究・教育にも利用されるようになり、1965年(昭和40)から朝日新聞社が継承して公表するようになった。[高橋勇悦]『朝日新聞社編・刊『民力』各年版』 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例