血圧を上昇させ、低血圧症を解消する薬を昇圧剤とよびます。
心臓や血管にはたらきかけ、血液の循環をよくして血圧を上昇させる血圧上昇アミン剤(交感神経興奮剤)、末端(末梢)の細い動脈を収縮させ、血圧を上昇させる血管収縮剤があります。
このうち、血管収縮剤は、点鼻剤や点眼剤としても応用されています。
本態性低血圧症の場合には、昇圧剤ではなく、アンバランスになっている自律神経のはたらきを調整し、症状を改善させる自律神経調整剤、精神的な緊張を解くことで症状を改善させる抗不安剤が使用されることもあります。
また、インドメタシン系抗炎症剤や副腎皮質ホルモン剤も循環血液量を増やす作用、血管収縮作用によって血圧を上げる作用をもち、昇圧剤として用いられることがあります。
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