精選版 日本国語大辞典 「気球衛星」の意味・読み・例文・類語 ききゅう‐えいせいキキウヱイセイ【気球衛星】 〘 名詞 〙 打ち上げのときは小さくたたんであるが、軌道にのるとガスでふくらませ、テレビや電話回線用の中継衛星、または測地衛星とする人工衛星。風船衛星。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「気球衛星」の意味・わかりやすい解説 気球衛星ききゅうえいせいballoon satellite 打上げのときは小さくたたんでおき,衛星軌道に乗ってからガスでふくらませる気球型の人工衛星。風船衛星ともいわれる。薄いマイラー・プラスチックの上にアルミニウムを蒸着して薄膜をつけ,電波をよく反射するようにしてある。地上からの電波を反射して送り返すだけの受動型の衛星で,テレビや電話の中継に使われる。また表面積が大きくて明るいので,測地衛星などにも使われる。アメリカのエコー1号 (1960.8.打上げ) ,2号 (64.1.) ,エクスプローラ9号 (61.2.) ,19号 (63.12.) ,24号 (64.11.) などがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by