気球衛星(読み)ききゅうえいせい(その他表記)balloon satellite

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「気球衛星」の意味・わかりやすい解説

気球衛星
ききゅうえいせい
balloon satellite

打上げのときは小さくたたんでおき,衛星軌道に乗ってからガスでふくらませる気球型の人工衛星。風船衛星ともいわれる。薄いマイラー・プラスチックの上にアルミニウムを蒸着して薄膜をつけ,電波をよく反射するようにしてある。地上からの電波を反射して送り返すだけの受動型の衛星で,テレビや電話の中継に使われる。また表面積が大きくて明るいので,測地衛星などにも使われる。アメリカのエコー1号 (1960.8.打上げ) ,2号 (64.1.) ,エクスプローラ9号 (61.2.) ,19号 (63.12.) ,24号 (64.11.) などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む