気稟(読み)キヒン

精選版 日本国語大辞典 「気稟」の意味・読み・例文・類語

き‐ひん【気稟】

  1. 〘 名詞 〙 人が生まれつきもっている気質。天稟(てんびん)
    1. [初出の実例]「人間一生の所作善あり悪あり得あり失あり亦極悪の人あり気稟(キヒン)万別なり」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)一)
    2. [その他の文献]〔中庸章句‐一章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「気稟」の読み・字形・画数・意味

【気稟】きひん

気質の性。天性。〔中庸章句、一〕性は同じと雖も、氣稟は或いは異なり。故にの差無きこと能はず。

字通「気」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む