気稟(読み)キヒン

精選版 日本国語大辞典 「気稟」の意味・読み・例文・類語

き‐ひん【気稟】

  1. 〘 名詞 〙 人が生まれつきもっている気質。天稟(てんびん)
    1. [初出の実例]「人間一生の所作善あり悪あり得あり失あり亦極悪の人あり気稟(キヒン)万別なり」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)一)
    2. [その他の文献]〔中庸章句‐一章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「気稟」の読み・字形・画数・意味

【気稟】きひん

気質の性。天性。〔中庸章句、一〕性は同じと雖も、氣稟は或いは異なり。故にの差無きこと能はず。

字通「気」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む