水を打ったよう(読み)ミズヲウッタヨウ

デジタル大辞泉 「水を打ったよう」の意味・読み・例文・類語

みずったよう

その場にいる大勢の人々が静まりかえるさま。「場内水を打ったようになる」
[類語]ひっそりしんとしいんとひそやか音無し無音微音しめやか静まり返る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水を打ったよう」の意味・読み・例文・類語

みず【水】 を 打(う)ったよう

  1. その場にいる多くの人々が静まりかえるさま。
    1. [初出の実例]「満廷粛として水を打ちたる如くなれば」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android