微音(読み)ビオン

関連語 しいん 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「微音」の意味・読み・例文・類語

び‐おん【微音】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かすかな音。ごく小さな音。また、低くささやくような声。
    1. [初出の実例]「翠嶺松声似雅琴、秋風叩処聴微音」(出典新撰万葉集(893‐913)上)
  3. ひそかに伝えられている音曲音楽。〔阮籍‐詠懐十七首詩・其一六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android