デジタル大辞泉 「水下」の意味・読み・例文・類語 み‐な‐しも【▽水下】 《「な」は「の」の意の格助詞》水の流れの下の方。下流。川しも。⇔水上みなかみ。「山川の―なりし諸人もろびとも」〈拾遺・雑下〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「水下」の意味・読み・例文・類語 み‐な‐しも【水下】 〘 名詞 〙 ( 「な」は「の」の意 ) 川の流れのしも。川しも。下流。[初出の実例]「山河の みなしもなりし 諸人も 動かぬ岸に まもりあげて〈藤原兼家〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑下・五七四) みず‐しもみづ‥【水下】 〘 名詞 〙 川水の流れ下る方。川下。下流。[初出の実例]「手もとにありしもやひ棹を水下(ミヅシモ)へなげいれる」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例