水戸岡鋭治(読み)みとおか えいじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水戸岡鋭治」の解説

水戸岡鋭治 みとおか-えいじ

1947- 昭和後期-平成時代のインダストリアルデザイナー
昭和22年7月5日生まれ。岡山工業高を卒業後,大阪のデザイン事務所などでデザインの基礎をまなぶ。昭和47年ドーンデザイン研究所を設立家具,建築,グラフィック,プロダクトなど多彩なデザインをおこない,とくにJR九州の駅舎車両のデザインで知られる。平成4年の鉄道友の会ローレル賞をはじめ,鉄道友の会ブルーリボン賞,国際鉄道デザインコンテスト・ブルネル賞など受賞を重ねる。22年「地域の伝統的な美を巧みに取り入れた話題性の高い数々の鉄道車両をデザインすることにより,公共交通移動空間における文化の創造に尽力した」として国土交通省・交通文化賞。23年毎日デザイン賞,同年菊池寛賞。岡山県出身。主なデザイン作品にJR九州新車両「200DC」,岡山電気軌道「MOMO」車両,JR九州新車両「かもめ」「815系」,JR九州新車両800系新幹線電車「つばめ」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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