水沢宿(読み)みずさわしゆく

日本歴史地名大系 「水沢宿」の解説

水沢宿
みずさわしゆく

[現在地名]水沢市 大町・横町立町

奥州街道の宿駅で仙台から一六番目。前宿の前沢まえさわ(現胆沢郡前沢町)から二里三〇町、次宿のかねさき(現同郡金ヶ崎町)まで一里一八町(増補行程記)。当宿からの枝道は胆沢いさわ若柳わかやなぎ下嵐江おろせ(現胆沢郡胆沢町)方面への仙北せんぼく街道のほか江刺黒石くろいし町方面への道(通称東山街道)、同郡岩谷堂いわやどう(現江刺市)方面へのさかり街道があり、賃銭前沢宿間が本荷一一四文・軽尻五三文・賃夫四〇文、金ヶ崎宿間が本荷八〇文・軽尻五三文・賃夫四〇文、下嵐江町間(六里一四町)が本荷二五六文・軽尻一六八文・賃夫一二八文、黒石町間(二里二町)が本荷五四文・軽尻三五文・賃夫二七文、岩谷堂町間(二里五町二八間)が本荷五八文・軽尻三七文・賃夫二八文(塩竈村安永風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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