水白鉛鉱(読み)すいはくえんこう

最新 地学事典 「水白鉛鉱」の解説

すいはくえんこう
水白鉛鉱

hydrocerussite

化学組成Pb3(CO3)2(OH)2の鉱物。三方晶系,空間群,格子定数a0.524nm, c2.365, 単位格子中3分子含む。六角形の外形をもつ板状結晶。無~白~灰色,透明~半透明,ダイヤモンド光沢,劈開面で真珠光沢。劈開{0001}に完全。硬度3.5, 比重6.80。薄片では無色,屈折率ω2.09, ε1.94, 一軸性負。希塩酸に発泡して溶ける。鉛鉱床の酸化帯に,白鉛鉱・レッドヒル石などに伴う。日本では宮崎県西臼杵郡高千穂町土呂久鉱山から産出したことがある。名称は化学組成的には白鉛鉱に水分を加えたものという意味にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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