水野直(読み)みずの なおし

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

水野直 みずの-なおし

1879-1929 明治-昭和時代前期の政治家。
明治12年1月5日生まれ。水野忠幹(ただもと)の5男。下総(しもうさ)結城(ゆうき)(茨城県)旧藩主家の水野忠愛の養子。明治37年貴族院議員(子爵)となり,研究会に属して勢力拡大に活躍。清浦内閣などの組閣に参画して政界黒幕と目された。大正14年陸軍政務次官。昭和4年4月30日死去。51歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典内の水野直の言及

【研究会】より

…当初は政党勢力の勢力拡大にもっとも敵対的で,1898年の憲政党内閣や1900年成立の第4次伊藤博文政友会内閣の打倒に力を尽くし,山県有朋閥の貴族院の拠点の一つであった。しかし大正初年の第1次山本権兵衛内閣のころから山県閥のもう一つの拠点である幸俱楽部との間に亀裂が生じはじめ,寺内正毅内閣のころから貴族院全体の指導勢力をめざす〈大研究会〉構想を掲げる水野直,青木信光ら若手幹部の動きが活発になり,原敬内閣の下で準与党となって山県閥の支配を脱して政友会と提携した。24年1月に成立した清浦奎吾内閣は研究会を第1与党としたもので,同会の政界における絶頂期であった。…

※「水野直」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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