20世紀日本人名事典 「水野竜」の解説 水野 竜ミズノ リュウ 明治・大正期の移民事業家 ブラジル移民の功労者。 国籍ブラジル 生年安政6年(1859年) 没年昭和26(1951)年8月20日 出生地土佐国高岡郡佐川村(高知県) 学歴〔年〕慶応義塾〔明治21年〕卒 主な受賞名〔年〕勲六等単光旭日章〔昭和8年〕 経歴大阪府の巡査などをし、明治38年ブラジルに渡り、現地の移民の実態を調査。皇国殖民会を起して社長となり、40年再度ブラジルに渡り、41年州政府との間に第1回農業契約を結び、移民誘入契約の締結をした。同年三度、移民を率いてブラジルに渡り、自らもサンパウロに定住。ブラジル集団移民の端初を開き、ブラジル移民の父と仰がれた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水野竜」の解説 水野竜 みずの-りょう 1859-1951 明治-大正時代の移民事業家。安政6年11月生まれ。明治38年ブラジルにわたり,公使杉村濬(ふかし)の報告書にもとづき移民の可能性を調査。皇国殖民会をおこし,41年第1回の集団移民781人をひきいた。昭和26年8月20日サンパウロで死去。91歳。土佐(高知県)出身。慶応義塾卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by