水鳥村(読み)みどりむら

日本歴史地名大系 「水鳥村」の解説

水鳥村
みどりむら

[現在地名]根尾村水鳥

吉尾よしお村の北に位置し、根尾川右岸の山裾段丘に集落がある。集落南方の枝村江波えなみで水鳥谷が根尾川に合流する。水高みずたか村とも称した。「春日社記録」文永一〇年(一二七三)七月三日条に「美乃国水取山内正近山」がみえ、当地一帯に比定される(揖斐郡谷汲村の→正近山正保郷帳から大野郡に属し、同帳によれば田二二石余・畑九三石余・山年貢一一石余・紙桑木高七石余。貞享二年(一六八五)大垣藩内検で村高一五七石余となった(大垣領村々高帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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