永井精古(読み)ながい きよひさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永井精古」の解説

永井精古 ながい-きよひさ

1772-1826 江戸時代後期の国学者。
安永元年生まれ。家職の阿波(あわ)(徳島県)大麻比古(おおあさひこ)神社神職をつぐ。讃岐(さぬき)(香川県)の山中豊前,備前(岡山県)の小寺清先(きよさき)に,のち伊勢(いせ)(三重県)の荒木田久老(ひさおゆ)に師事し,神典復古学をとなえた。文政9年3月19日死去。55歳。著作に「引板音(ひたのおと)」「阿波国式社略考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android