永山神社(読み)ながやまじんじや

日本歴史地名大系 「永山神社」の解説

永山神社
ながやまじんじや

[現在地名]旭川市永山四条一八丁目

屯田とんでん公園に隣接して鎮座。旧県社。祭神は天照大神・大国主神。明治二四年(一八九一)永山屯田兵四〇〇戸が入地したが、その中の有志が同二五年開拓の守護神、屯田兵の鎮守として永山村一〇丁目一〇番地(現永山駅裏)小祠を祀ったのが始まり。同三一年四月社殿(明治社殿という)建立。のち鉄道天塩線(現宗谷本線)開通で神社参拝道の通行が不便になったため、大正元年(一九一二)九月社殿を永山村九八九番地(現在地)のもと屯田兵第三大隊本部跡地に移転。同三年一月村社となり、同年七月神饌幣帛供進神社に指定された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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