20世紀日本人名事典 「永野芳夫」の解説
永野 芳夫
ナガノ ヨシオ
大正・昭和期の教育学者 玉川大学名誉教授。
- 生年
- 明治27(1894)年8月29日
- 没年
- 昭和42(1967)年12月22日
- 出生地
- 大分県宇佐郡明治村畳石(現・安心院町)
- 別名
- 筆名=笹山 三郎,笹山 三次
- 学歴〔年〕
- 大分師範学校卒,東京高等師範学校文科〔大正8年〕卒,東京帝大文学部哲学科〔大正12年〕卒
- 学位〔年〕
- 文学博士〔昭和25年〕
- 経歴
- 和歌山師範学校教諭を経て東大に進み、大学院でデューイを研究。成城小学校の実践にかかわり、昭和2年宗教大学教授。14年大正大学講師を経て戦後28年広島大学、玉川大学各教授を務めた。32年日本デューイ学会を創立、会長。また日本蘭協会会長としてランの研究でも有名。著書に「デューイ教育思想の根本原理」「デューイ経験哲学と教育学」「デューイ心理学説」「デューイ倫理学」「唯物論哲学」「新教育の方法論」「哲学概論」「教育改造の原理」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報