汚染状況重点調査地域(読み)オセンジョウキョウジュウテンチョウサチイキ

デジタル大辞泉の解説

おせんじょうきょう‐じゅうてんちょうさちいき〔ヲセンジヤウキヤウヂユウテンテウサチヰキ〕【汚染状況重点調査地域】

福島第一原子力発電所事故で放出された放射性物質による環境の汚染状況について、放射性物質汚染対策特別措置法に基づいて、重点的な調査測定が行われる地域。放射線量が1時間あたり0.23マイクロシーベルト以上(追加被曝線量が年間1ミリシーベルト以上)の地域が対象。岩手・宮城・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉県の104市町村が指定された。指定を受けた市町村は、調査測定を実施して実際に除染を行う区域を定め、除染実施計画を策定して除染を進める。→除染特別地域

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

汚染状況重点調査地域

事故で飛散した放射性物質による被曝(ひばく)線量が年間1ミリシーベルトを超えるおそれがある区域を持つ自治体を国が指定し、市町村が除染を進める。福島第一原発の事故では福島、岩手、宮城、茨城、栃木、千葉、埼玉、群馬の8県104市町村におよんだ(2012年2月)。保育園や学校、公園など子どもの居場所が優先して除染されている。原発周辺の「警戒区域」や線量が年間20ミリを超す「計画的避難区域」は国が直接除染する「除染特別地域」になる。

(2016-03-14 朝日新聞 朝刊 佐賀全県・1地方)

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