江口春帆(読み)えぐち しゅんぱん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江口春帆」の解説

江口春帆 えぐち-しゅんぱん

1814-1873 幕末儒者
文化11年生まれ。後藤漆谷(しっこく)にまなぶ。讃岐(さぬき)高松藩の国史編修館員となる。画論を研究し,「芥子園画伝(かいしえんがでん)注釈集」をあらわした。明治6年9月死去。60歳。名は洵直。字(あざな)は仲侯。通称は八十郎。著作に「陽羨名陶録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android