20世紀日本人名事典 「江実」の解説 江 実ゴウ ミノル 昭和期の言語学者 岡山大学名誉教授。 生年明治37(1904)年9月6日 没年平成1(1989)年3月19日 出生地東京 学歴〔年〕京都帝国大学文学部言語学科〔昭和7年〕卒 学位〔年〕文学博士 主な受賞名〔年〕日本学士院賞〔昭和34年〕,勲三等旭日中綬章〔昭和50年〕 経歴昭和25年岡山大文学部教授、のち名誉教授。17世紀モンゴル年代記の白眉「蒙古源流」(昭和15年刊)の翻訳・研究家で同書は不朽の名訳といわれ、欧米にまで名を知られる。岡山大赴任中、その奇行ぶりが学生間で評判となった豪傑肌の大学者。他の著書に「言語地理学」「蒙古土黙特旗史資料集成」「綏遠通史」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江実」の解説 江実 ごう-みのる 1904-1989 昭和時代の言語学者。明治37年9月6日生まれ。モンゴル文献学を専攻し,昭和15年刊行の「蒙古源流」は17世紀モンゴル年代記の名訳として知られる。25年岡山大教授。34年共同研究「居庸関(きょようかん)」で学士院賞。平成元年3月19日死去。84歳。東京出身。京都帝大卒。著作に「言語地理学」「綏遠(すいえん)通史」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by