江戸唐木細工(読み)えどからきざいく

事典 日本の地域ブランド・名産品 「江戸唐木細工」の解説

江戸唐木細工[木工]
えどからきざいく

関東地方千葉県の地域ブランド。
野田市で製作されている。1887(明治20)年、東京浅草で開業木質が非常に堅く色も鮮明な黒檀紫檀などの唐木材料として使用。木取り・削り・加工彫刻・漆塗りなど高度な技術を駆使してつくりあげられる。他の木材では実現できない品格・奥深い光沢・重厚感・木のぬくもりがあり、独特の風合いを漂わせる。釘を一切使わず組みあげる唐木家具の伝統と技術は、いまもなお息づいている。千葉県伝統的工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「江戸唐木細工」の解説

江戸唐木細工

千葉県野田市で生産される、黒檀、紫檀などの唐木を材料とする木工品。主な製品は飾り棚、座卓などの和家具。千葉県指定伝統的工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む