江戸神(読み)えどがみ

精選版 日本国語大辞典 「江戸神」の意味・読み・例文・類語

えど‐がみ【江戸神】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「江戸」はくるわの外の江戸市中の意 ) 遊郭幇間(ほうかん)に対して市中に住む素人太鼓持(たいこもち)。かみ。⇔地神(じがみ)
    1. [初出の実例]「芝蘭(しらん)の友を旦那と称ず、江戸がみの、北里喜之介が住居(すまい)」(出典洒落本通言総籬(1787)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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