芝蘭(読み)シラン

デジタル大辞泉 「芝蘭」の意味・読み・例文・類語

し‐らん【×蘭】

レイシフジバカマ。転じて、香りがよい草。
性質・才能・人徳のすぐれた人のたとえ。「芝蘭の友」

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精選版 日本国語大辞典 「芝蘭」の意味・読み・例文・類語

し‐らん【芝蘭】

  1. 〘 名詞 〙 霊芝(れいし)と蘭。転じて、かおりのよい草。また、すぐれたものにたとえる。
    1. [初出の実例]「芝蘭四座、去三尺而引君子之風」(出典懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈下毛野虫麻呂〉)
    2. [その他の文献]〔荀子‐王制〕

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普及版 字通 「芝蘭」の読み・字形・画数・意味

【芝蘭】しらん

霊芝と、ふじばかま。梁・劉峻〔弁命論〕火、崑嶽に炎(も)ゆれば、礫石(れきせき)は(ゑんえん)(美玉)と(とも)に焚(や)け、嚴霜、夜零(お)つれば、(せうがい)(よもぎなどの雑草)はと共に盡く。

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