江木欣々(読み)エギ キンキン

20世紀日本人名事典 「江木欣々」の解説

江木 欣々
エギ キンキン

明治〜昭和期の女性 江木衷の妻。



生年
明治10(1877)年

没年
昭和5(1930)年2月20日

本名
江木 えい子

旧姓(旧名)

別名
別号=欣々栄

経歴
東京・新橋で芸者となり、美貌をうたわれた。のち法律学者江木衷と結婚、書画篆刻を学び、詩、謡曲乗馬を趣味とし、社交界に名をはせた。大正14年夫と死別

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 旧姓

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江木欣々」の解説

江木欣々 えぎ-きんきん

1877-1930 明治-大正時代,江木衷(ちゅう)の妻。
明治10年生まれ。関新平次女。東京新橋の芸者。書画,篆刻(てんこく),謡曲,乗馬などひろい趣味をもち,社交界で名を知られた。大正14年夫と死別。昭和5年2月20日自殺した。54歳。鏑木清方(かぶらき-きよかた)の「築地明石町」のモデルといわれる。名は栄子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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