日本歴史地名大系 「江泥辺村」の解説 江泥辺村えとろへむら 北海道:後志支庁島牧村江泥辺村[現在地名]島牧郡島牧村字江の島(えのしま)・字豊平(とよひら)明治初年(同二年八月―同六年の間)より同三九年(一九〇六)まで存続した村。泊(とまり)村の南西にある。明治六年の「後志国地誌提要」に江泥辺村とみえ、戸数一九・人口七七。明治五年の大中遣船一・中遣船二・三半船一・保津船一一・磯船一九(島牧郡船調書上)、同九年の漁家数一五、建網六投・刺網一九七放、漁夫九六(以上「島牧村史」)。同九年の大小区画沿革表ではエドロベの訓が付される。同一二年の「共武政表」に戸数二七・人口一一一、日本形船舶六三、物産は鯡・鰊・鯣・鯑・乾鮑・煎海鼠・昆布・木材・薪とある。同一六年の漁家戸数二五・人口八九、漁船一二三、建網九・手繰網二六〇(島牧村史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by