池上古墳(読み)いけがみこふん

日本歴史地名大系 「池上古墳」の解説

池上古墳
いけがみこふん

[現在地名]広陵町大字大野小字北池上

大野の集落の西、馬見うまみ古墳群の中央グループ北端に位置する。典型的な帆立貝式古墳で、乙女山おとめやま古墳(河合町大字佐味田)に次ぐ規模をもつものとして著名。

丘陵の東斜面、東北に延びる低い尾根の隆起部を利用して営まれ、墳丘の全長八五メートル、後円部径七五メートル、高さ一〇メートル、東側に付く前方部幅二七メートルで、周濠を巡らしていたらしく、堀と外堤の一部が現在も残っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む