日本歴史地名大系 「池内I遺跡」の解説 池内I遺跡いけないIいせき 秋田県:大館市池内村池内I遺跡[現在地名]大館市池内 上野遺跡は大館市の中心部からやや南側の米代(よねしろ)川右岸に、幅四〇−一五〇メートル、北東から南西に二〇〇メートルの長さで張出す上野(うわの)台地とその斜面に位置する。台地の西側と南側が米代川沖積地に面しており、その比高は一四−一六メートルである。平成四年(一九九二)から四ヵ年の発掘調査で竪穴住居跡、土壙墓、フラスコ状土坑、土坑、掘立柱建物跡、溝状陥し穴、土器埋設遺構など五六六遺構と捨場五ヵ所を検出し、縄文時代前期中葉の円筒下層a式土器期から前期末葉の円筒下層d式土器期まで継続した集落跡と判明した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by