普及版 字通 「汾」の読み・字形・画数・意味
汾
7画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(分)(ふん)。〔説文〕十一上に「汾水、太原晉陽山より出で、西南して河に入る」とし、また「或いは曰く、汾陽の北山より出づ。冀州のなり」という。川の名の他に、繁多・盛大の意がある。
[訓義]
1. 川の名。
2. 墳と通じ、大きい。
3. 汾(ふんうん)は盛んなさま、水のめぐるさま。
4. 水がれる。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕汾 ナガレクダル・カリテ・シタガフ・タスク
[熟語]
汾▶・汾河▶・汾隅▶・汾水▶・汾鼎▶・汾撓▶・汾傍▶
[下接語]
河汾・汾・秋汾・済汾
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報